「建設発生土等の有効利用に関する行動計画」の具体的施策において我々に最も身近な問題として建設発生土等の場外搬出の削減(施策,5)建設工事中に遭遇した場合の汚染土壌への対応(施策,7)同様に廃棄物の不法投棄に伴い生じた廃棄物混じり土への対応(施策,8)等が取り上げられます。この様な問題点に対して企画・立案・管理を行い又適切な施工を提供し問題解決できる体制として、私たち協栄建設(株)・(株)巴山土木は良好な企業間連携の元に互いの経営資源を活用し効率化を図り、環境保全を最大のテーマとした新技術の提供を行う所存であります。
建設発生土等の場外搬出量と土砂利用量のアンバランスを是正するため、建設発生土等の場外搬出量を削減する。
■建設発生土等の利用拡大に資する技術の積極的活用 |
平成15年度より実施 | 各公共工事の発注者 |
建設発生土利用拡大に資する技術の活用を図るため、建設発生土利用技術マニュアル等で技術情報を提供する。 | 平成15年度より実施 | 大臣官房技術調査課 (独)土木研究所 |
砂防ソイルセメント工法(CSG)の活用を推進する。 | 実施中 | 河川局砂防部保全課 |
港湾工事で発生する浚渫土砂を干潟等の造成に利用するシーブルー事業を推進する。 | 実施中 | 港湾局環境整備計画室 |
■基準等の見直し 建設発生土等の現場内利用に関し、各公共工事の発注者の 意識改革を誘導するため、必要に応じて基準等の見直しを行う。 |
平成15年度より順次着手 | 基準等の所管課 |
土壌汚染対策法の指定区域外において、建設工事施工中に遭遇した汚染土壌に対応するため、技術的な対応マニュアルを策定する。
■土壌汚染対策法の指定区域外において建設工事施工中に遭遇した汚染土壌対応マニュアル 土壌汚染対策法の指定区域外において、建設工事施工中に遭遇した汚染土壌に対応するため、調査、対策の検討、処置の実施等を定めた技術的な対応マニュアルを策定する。 |
平成15年7月にマニュアル(暫定版)を策定し、マニュアルの運用を開始 | 大臣官房技術調査課 (独)土木研究所 |
建設工事施工中に遭遇した、取り扱いが確定していない廃棄物混じり土に対応するため、技術的な対応マニュアル等を検討する。
建設工事施工中に遭遇した、取り扱いが確定していない廃棄物混じり土に対応するため、調査、対策の検討、建設発生土と廃棄物の分別、措置の実施等を定めた技術的な対応マニュアル等を検討する | 平成16年度より検討に着手 | 大臣官房技術調査課 大臣官房公共事業調査室 総合政策局事業総括調整官 河川局治水課 道路局国道・防災課 (独)土木研究所 |