土壌くん実証実験の概要が、大体固まりました。詳細に変更はありそうですが、これでようやく土壌くん実証実験が、出来そうです。
今回、試行技術登録No. KK-080038-A 土壌くん(2008.12.2~)を試行技術終了KK-080038-V取得の向けての足掛かりとして、8月下旬に「土壌くん」を用いた混合装置による「移動式多種土配合システム」-実証実験計画書-を行うことになりました。詳細については、トップページのトピックスで紹介する予定でおりますので、宜しくお願いします。
今東京で3日間缶詰状態で講習中です・・・・
何の講習かと言うと、今年の4月から土壌汚染対策法が改正される
事となり、その変更点・各自治体の対策や現状報告・各施工事例など
の講習でした。
その中で環境省の方が言われていたのですが、今期に土壌汚染対策関係の
国家試験を作るらしく、試験日程・適用区分の詳細部分は決まってないとのことで
今後ホームページ等でお知らせするとのことでした。
少し遅れた報告になりますが、NETISへの登録が完了しました。
まだまだ、評価も試行段階ですがこれからデータをより多く採取し
技術向上に繋げていきたいと思います。
今回の案件は、元々田んぼであった場所を造成しバスターミナルを
築造する工事で発生土を流用するにあたり、発生土のコーン指数qcが100程度・含水比は40%を
越えていた為、そのままで流用することが不可能でした。
実施施工時7(発生土):2(砂):1(コン砕)などの設定での混合を予定していたのですが、
あまりにも含水が高い為に予定の強度(qc=400)に届かなかった。
この結果を受けて、まず含水の低減を図る為に石灰(15Kg/㎥)で水分を飛ばし再度
混合を試みることになった。
今回は、土の奥深さを思い知らされることになりました。