建築発生土リサイクルや土壌改良、土壌汚染対策などについてニュース« 2007年02月 | メイン | 2007年06月 »
実施作業（全景）
４０ｍｍオーバー
１００ｍｍオーバー
原土（混入物瓦主体）
瓦・自然石粉砕後
前処理後
４０ｍｍアンダー
現在、京都市京北町で行なっている作業の紹介です。
作業内容は、瓦混じり土砂をリテラで前処理を行ないフルイ機で2種分級し、分級された瓦・自然石をガラパゴスで粉砕し現場内で埋め戻し材・盛土材等に自ら利用する物で、今回当社としては初めてゼロエミッションを行なった現場となりました。
このようにゼロエミッション・分級等を行なうことにより、当社は時代にマッチした建設会社になって行けるように頑張っております。
上記にUPしている物は当社の実施作業風景です。
CO.Aｓガラ
ガレキ類
廃プラ
木屑
混合廃棄物
今回登場回数は頻繁ではありますが、大阪府寝屋川市で分級工事をしてきました。
タイトルの様に『捨てない土木』をもっとうに当社は業務を行っており、分級する事によって少なからず『捨てない土木』に貢献していると思っております。
『捨てない土木』と言う物に実際ピンと来ない方もおられると思うので事例を挙げますと、現在当社が分級した土は約9割程度が再利用出来る土として作業所等で裏込め・埋戻し等で使用されており、残りの1割程度が産業廃棄物として処分されています。
当初はすべてが廃棄物として処分される予定の土が9割再利用出来る事から環境面にもコスト面にも良いのがわかっていただけるのでは無いでしょうか。
今後も当社は『捨てない土木』に力を入れていこうと思っていますので案件がありましたらお気軽にご連絡ください。
汚染土壌不溶化処理（VOC管理）について
汚染物質：フッ素
処理土量：4000㎥
添加物：軽燃マグネット92325 添加量：100～150kg/㎥
使用機械：BZ210-1 （ﾘﾃﾗ）
対処方法：土壌改良
判断基準：0.8mg/L以下（土壌溶出基準）指定機関の公定分析
環境対策
汚染土養生：仮置・シート養生
最終処理：封じ込め形態（不溶化埋め戻し+盛土）
今回は汚染土不溶化処理の施工現場です。
現場で発生したフッ素を含んだ土壌を、マグネシウムによりフッ素を不溶化し封じ込め、
処理土を止水シートと覆土で封じ込める工法です。
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